平成25年全国戦没者追悼式

8月15日(木)、遺族(約6000名)来賓など遺族以外の方(約1000名)が
参列し日本武道館に於いて全国戦没者追悼式が行われました。
20130815_01
残念ながら当業務日誌に当日取材画像の全てを使う事が出来ません。
式典の模様は生放送やニュースでご覧になったか方が多数かと思いますので、
自由に使えるカットで店長の行動記録風に構成(まさしく業務日誌)!。

指定取材場所への機材設置後、こんな撮影予定を組み立てスタート…
①〜10:30/遺族参列者入場 ②10:30〜11:00/式場内
(10:30〜11:00=露出等調整の為本番同様の照明点灯があります)
③11:00〜11:20/来賓入場口 ④11:30〜/天皇皇后両陛下、総理大臣到着〜出発。

10:30〜11:00の照明点灯前に遺族入場のいいカットが欲しい… と、いうのは
みなさん同じだった様で… おっ?何を待っているのか、続々集結するカメラ。
20130815_02

20130815_03
待っていたのは神奈川県遺族代表(265名)、中には本年最年少参列者の
中島 馨(けい)君(10歳)の姿が。(最年長は東京都の青柳よし乃さん/99歳)

当日取材OKとプレスリリースに書かれていましたが、
館内入場後を想定していたとの事で馨君も入場前に囲まれ少し驚いた様子。
20130815_04

20130815_05 祖母の冴子さんらと共に
 アルタイ(ソ連)で抑留死
 された曾祖父の石井吉三さんの
 遺影を持って参列。

 急な囲み取材でしたが、
 「世界中から戦争がなくなって
 平和になって欲しいと思います」
 と、語ってくれました。

20130815_06 20130815_07
②式場内 開式前の場内は記念写真を撮ったり明るい雰囲気、
(頼まれて皆さんのカメラのシャッターもい〜っぱい押したぞ〜、俺…)。

20130815_08
中央の標柱は45cm角の檜材、高さは4.55m 揮毫は新井光風氏(日展理事)。
左右の生花は天皇皇后両陛下から御下賜、
後方の白菊と黄菊は各省庁長/各都道府県知事等から供花されたもの。

20130815_09 20130815_10
③来賓入場口
(左)両陛下の先導役を努める田村厚生労働大臣、
民主党海江田代表(右)らが続々会場入り。

20130815_11
④の指定取材場所へ移動開始…
FNNスピーク(11:30~12:00)枠内に現場中継を入れるフジテレビさんがリハーサル中。

20130815_12

20130815_13
安倍総理と天皇皇后両陛下が会場に到着(11:33 / 11:43)。
御料車にもナンバープレートがあります、写真正面から見てグリル右側(バンパーの上)に
ある銀色の丸状のもの(皇室ナンバーと呼ばれています)… この日は「皇1」。

20130815_14
④天皇皇后両陛下、総理大臣到着〜出発の指定取材場所からは乗り降りのシーンを
間近で撮る事が出来ません。 車寄せには屋根があり屋根の向こう側にも強烈な日差し、
そんな悪条件の中脚立に登って会場を後にされる両陛下の様子を。
300mm ISO:2000 1/320 f8(+デジタル増感処理)手持ちなのでこれが限界かなぁ?、
ちなみに明るい場所(到着時の車両2枚)のデータは、75mm ISO:400 1/400 f9 。

20130815_15
実際に戦争を体験した方々が年々減っていく中、
中島 馨くんの世代に受け継いでいかなければならない過去は多数。
山本美香さんの死から昨日で1年(シリアは依然内戦中)、
長崎の祈念式典に福島で被災した高校生が訪問、原爆被災者と交流等…
過去を正確に知ろうと自ら行動を起こす若い世代が増えているのは嬉しい事です。




コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください